私は30歳の時の転職で年収200万円増やすことが出来ました。
私自身の調査力をアピールできたからです。
本ページは、
- 「調査なんて特殊スキル持ってないよ」と感じている人
から
- 「リサーチなんてGoogleで普通に出来るよ」と感じている人
までを対象に、
- 面接突破に必要な調査力
- 転職後も活躍するために必要な調査力
を紹介する記事です。
面接突破に必要な調査力
面接突破に必要な調査力は、
- わからないものを素直にわからないと認める
だけで身に着けることができます。
転職エージェントは私たちが思いもしない求人を紹介してくれます。率直な感想として
- この企業聞いたことない
- この企業でこんなサービスをしているなんて知らなかった
- 紹介された仕事内容だと、私たちがどんな人と協力しながら仕事するのかわからない
など挙げられることも多々あるでしょう。
そんなときに
- 「わからない」を放置せずに、
- Googleや日経電子版などをしっかり検索し、
- さらに生じた新たな疑問も検索していく、
このサイクルを繰り返すことで新たな業界、業種に関する学習が進んでいきます。
転職後も活躍するために必要な調査力
調査力は社会人としてのベーススキルであるにも関わらず、多くの社会人は体系的に習うことがありません。
いくつかのコンサルティングファーム出身者が書いた本やリサーチに関する米国の古典的名著を紹介し、皆さんの今後の活躍を祈ります。
情報調査力のプロフェッショナル―ビジネスの質を高める「調べる力」
世界最強の戦略コンサルティングファーム、マッキンゼー・アンド・カンパニーにてリサーチ業務に従事していた方の著書です。
①目的を達成するために、どんな情報が足りないのかを認識し、②自分が持っている情報源と比較する。
そのうえで③情報を獲得し、④検証・判断を行い、依頼者に⑤伝達する。そのリサーチの結果をもとに⑥自分の情報源リストを整備する
といったリサーチのフレームワークを提案しています。
外資系コンサルのリサーチ技法: 事象を観察し本質を見抜くスキル
世界最大規模の総合コンサルティングファーム、アクセンチュアで蓄積されてきたリサーチのセオリーとテクニックを豊富な事例とともに紹介しています。
コンサルティングファームらしく、仮設・検証のサイクルにリサーチを組み込むことを提案しています。
リサーチの技法
シカゴ大学元特別名誉教授が執筆した全米70万部超の古典的名著。
- ぼんやりとした「興味」を、解決の意味ありと読者が判断する「課題」に持っていく方法
- 読者が主張を真剣に受けとめてくれる「議論」を構築する方法
- 見識はあるが批判的な読者の懸念事項を予測し、それに対して適切に答える方法
- 「それがどうした?」という、読者による最も厳しい問いに答える序論と結論を書く方法
- 自分が執筆した文書を読者の目線で読み、そして、いつ、どのようにしてそれを修正すべきかを判断する方法
など、リサーチそのものとは若干離れて、周囲を巻き込み、周囲にも仕事をジブンゴトととらえてもらうための技法を紹介しています。
本ページのおさらい
本ページでは以下の2つの結論を得ています。
- 面接突破に必要な調査力は、わからないを放置せず、検索し、追加で生じた疑問も調査する力である。
- 転職後も活躍するために必要な調査力は、コンサルや研究機関の調査方法を真似し、取り入れていく必要がある。
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