私は30歳の時の転職で年収200万円増やすことが出来ました。
しかし、転職活動は悪戦苦闘の連続でした。
1章では、転職を決意したエピソードを紹介していきます。
0章で紹介した通り、私は新卒入社の会社で希望部署の希望プロジェクトに配属されました。
しかし、そのプロジェクトは私の入社後わずか2年(通常十数年続く業界なので『わずか』です)で凍結となってしまいました。
社内に類似プロジェクトはなく、類似プロジェクトが受注されることもない。
「もう社内に携わりたいプロジェクトがない」そんな気持ちになりました。
これだけだと短絡的に見えますが、
・斜陽産業において、日本の産業構造を変える可能性を秘めたプロジェクトが凍結してしまったら?
・今の産業構造が続くなら、20~30年後には産業そのものが日本からなくなってしまうと言われていたら?
産業そのものへ見切りをつけることも一定の理解を得られるでしょう。
もしここで何か行動しなければ、
大きな流れに流されるだけの、学生の頃に否定していたダメな大人の仲間入りです。
こうして転職活動へと足を踏み出していったのでした。
(【第2章】へ続く)
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