私は30歳の時の転職で年収200万円増やすことが出来ました。
キャッチアップして成果を出していく転職後の未来を面接官に見せれたからです。
本ページは、
- 「キャッチアップ力」なんて抽象的な力、どう鍛えていいかわからない人
に向けて、
- 新しい職場で業務を垂直立ち上げするために必要な5つのポイント
- 事前に知識を仕入れる
- 全体感をつかむ
- 注力ポイントを見極める
- 情報が自分を通過する仕組みを作る
- アウトプットの場を作る
のうち、
5. アウトプットの場を作る
をお伝えします。
最後に本シリーズの総括をします。
一歩ずつ着実に、でも高速にキャッチアップしていきましょう。
アウトプットの場を作る
当たり前ですが、「アウトプットする」「説明する」という作業は非常に高度な作業です。インプット情報を鵜呑みにしていてはできません。
「アウトプットする」「説明する」ための場をどのように作るか、その場をさらに利用するにはどうしたらよいか、説明します。
社内外で説明責任を負う
社内外から質問を受けたときに私たちが回答すると、追加質問を受けることがあります。
追加質問に対しても、最初の回答と一貫性のある回答を自分で作り出しましょう。
「追加質問の対応は上司です。」のスタンスではいけません。
相手が腹落ちするまで、自分で説明します。
このスタンスを貫くことが、周囲の信頼感を生みます。
マニュアルを作る
今、私たちが新人です。
しかし、早ければ数か月後に次の新人が入社します。
その時の教育担当は、今新人である私たちです。
その時を見越して、新人である今の段階から、教育用マニュアルを作ってしまいましょう。
- 今の私たちの疑問は、将来の新人の疑問です。
- 今の諸先輩方が教えてくれることは、私たちが将来の新人に教えてあげるべきことです。
- 誰かに教えることを想定したインプットは吸収力が違います。
3つの観点で、マニュアル作成は非常に有効です。
説明に対してフィードバックをもらう
新人の段階のアウトプットはほとんどが仮設ベースです。
間違いがないか、時折フィードバックを貰うことは自信をもって進めていくうえで有用です。
”転職面接で評価される『キャッチアップ力とは』”のおさらい
本シリーズの内容をまとめるます。キャッチアップ力を高めるために以下の5点を意識した行動をしましょう。
- 「事前に知識を仕入れる」ために、休みの時間を使って、転職先に確認した重点トピックについて勉強しましょう。
- 「全体感をつかむ」ために、入門書を読み、それでもわからないことを質問しましょう。ただし、相手への配慮を忘れないようにしましょう。
- 「注力ポイントを見極める」ために、担当業務に特化した本を読み、最新の課題を認識しましょう。
- 「情報が自分を通過する仕組みを作る」ために、社内外に担当変更を知らせ、自分で質疑の説明をしましょう。
- 「アウトプットの場を作る」ために、社内外の質疑を追加質問も含めて自分でやり遂げましょう。またマニュアル作成もアウトプットの場になります。これらアウトレットの制度を高めるためにフィードバックを貰いましょう。
今回は以上です。
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