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面接で評価されるコミュニケーション力がどのようなものか知っていたからです。
本ページは
- コミュ力がなくて自信がない人
- 普通のコミュ力と面接のコミュ力の何が違うかわからない人
に向けて、
- 面接で評価されるコミュニケーション力がどのようなものか
- 面接で評価されるコミュニケーション力はどのように鍛えるか
を伝える記事です。
面接で評価されるコミュニケーション力がどのようなものか
面接で評価されるコミュニケーション力とは、
- 相手の感情に寄り添うプライベートなコミュニケーション力
- 自分の主張に腹落ち感を与える仕事のコミュニケーション力
の2つをバランスよく混ぜたものです。
プライベートなコミュニケーション力
突然ですが、「プライベートなコミュニケーション力」と聞いて何をイメージしますか。
相手の気持ちに寄り添える人をイメージするでしょう。
プライベートなコミュニケーション力は仕事でも重要です。お客さんや上司、同僚、誰もが自分の気持ちに寄り添ってくれる人を求めています。
お客さんや上司、同僚の気持ちに寄り添ってあげると、見返りに仕事上の譲歩を引き出すことができます。
面接でも、面接官の気持ちに寄り添うだけで、好意的に私たちの話を聞き、面接上の譲歩を引き出すことができます。
仕事のコミュニケーション力
仕事をしていて顧客や上司から怒られることはありませんか。
怒られるときは大抵
- 「何が言いたいかわからない」
- 「なぜそうなるかわからない」
と言われると思います。
顧客や上司は疑問が解決されずに会話が進むことが嫌いなのです。
その対処法として知られているのが
- アンサーファースト(結論から言え)
- シナリオ構築(背景から言え)
です。
面接官も疑問が解決されずに面接が進むことを嫌います。
面接においても
- アンサーファースト(結論から言え)
- シナリオ構築(背景から言え)
を意識して、会話していきましょう。
面接で評価されるコミュニケーション力はどのように鍛えるか
コミュニケーション力の理論を学ぶ
『アンサーファースト』の理論
アンサーファーストのコミュニケーションができないときとはどのようなときでしょう。
- 結論が出ているのに、結論から話し始めない、単なる不注意の場合
- そもそも何が言いたいか自分でもわからず、結論などない場合
の2通りです。
そして怒られる場合の大抵は、何が言いたいか自分でもわからないときです。
わからないからとりあえず相談しているのです。
しかし、見方を変えれば
- 「結論を出せない」という結論
を持っていることになります。
よって、
- 結論を出せません。なぜなら~
と説明することで、アンサーファーストのコミュニケーションができていることになります。
したがって、どんなときもアンサーファーストのコミュニケーションをするためには
- 結論が出ているかを意識し、
- 出ているなら結論から話し始め、
- 出ていないなら出ていないことを結論として話し始める
といったアプローチが必要になります。
『シナリオ構築』の理論
「なぜそうなるのかわからない」と怒られる場合の大抵は、大枠の認識がずれている場合が大半です。
そのような場合、どれほど結論を明確に伝えても平行線をたどってしまいます。
認識をそろえるには
- もともとの状況を説明し、
- どのような状況の変化(トラブル)が発生し、
- どのような問題に発展し、
- どのような打ち手をとるのか、
を順に追って説明する必要があります。
コミュニケーション力の理論を現職でも実践する
上で述べた理論を仕事で実践することが何よりも重要です。
面接のときの付け焼き刃のみでは、必ず不注意をおかし、認識がずれたまま、面接が進んでいってしまいます。
面接官は私たち候補者全員を不採用にすることができるのです。
しっかりとコミュニケーションの理論と実践を積み重ねていきましょう。
本ページのおさらい
本ページでは面接で評価されるコミュニケーション力について学びました。改めて結論は2点です。
- 相手に寄り添うプライベートなコミュ力と、腹落ち感があり疑問を持たせ続けない仕事上のコミュ力のバランスが大事。
- 仕事上のコミュ力は理論の理解と実践を通じて磨かれる。
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